もうしょうがないさ

たぶん駄文

五月祭に行ってきました

日曜日にに東京大学の本郷・弥生キャンパスで行われた五月祭に行ってきました。

まず最初に頭に浮かんだことは人が多すぎってことです。ひどいところでは動くこともままなりませんでした。東京の有名大学はどこもこんな感じなんでしょうか。すごいなあ東京。

五月祭に行ったのは、ある目的があったからでした。それは、ナブラ演算子ゲームをプレイし、カードセットを購入することです。ナブラ演算子ゲームは微分積分や極限を取ったりして先に相手の関数を全て0もしくは発散させたら勝ちというゲームです。詳しいルールは公式サイトを参照してください。

nablagame.com

ナブラ演算子ゲームは東大の1サークル(でいいんですか)で作られたものであり、購入する手段は東大の学園祭に限られています。だから、五月祭に行ったのです。

日曜の午後過ぎに行ったら売り切れてしまってました。プレイ体験もできたので初対面・初心者(推定)の人とプレイしました。2戦で1時間以上溶けてとんでもない時間泥棒だと思いました。

ここからはルールを把握したことを前提として、プレイした所感を述べていきます。初心者同士のプレイだったので、経験者と違う感想だったり、セオリー外の考えだったりするおそれがあります。ご了承、ご指摘ください。

∇が大して強くなかった

プレイする前、∇は一方の全ての基底を1階微分するので強いカードだと思っていたのですが、中盤以降は三角関数や指数関数がメインになり使用しても意味のない場面ばかりでした。また、微分するのがはばかられる基底が存在した時に使用できなくなり、かさばってしまうこともありました。単純に微分で0にできる関数がxのべき乗のみなので、序盤に使ってしまうことがベターだと思いました。

sinxとcosxは同じじゃなかった

これはプレイ後の気づきです。プレイしているときは実質同じだと考えていましたが、0への極限に耐性がある分、cosxがsinxの上位互換だと気づきました。この違いを意識していくことが重要なのかもしれません。

分数関数が地味に強かった

べき乗関数がかなり弱いことは、プレイの最初のほうでわかったのですが、x^(-n)(n∈N)の形が意外と強いということがわかりました。∇や微積分のカードで退場させられないので、耐性が大幅に上昇します。1÷で作るのがよさそうです。

実際にプレイしてみると、前情報だけでは浮かんでこない戦法が浮かんできました。また、次にプレイするための戦法を考える気になりました。内部の人間ではないのでわかりませんが、次の購入のチャンスはたぶん11月の駒場祭です。その時に購入できるように朝起きたり一目散に駆け込んだりしようと思います。